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(自動ブレーキ等の)先進安全装備装着車の修理について

先進安全装備(先進安全自動車)とは、先進技術を利用してドライバーの認知・判断・操作をサポートし、安全を支援するシステムを搭載した自動車です。
様々な運転支援機能を搭載したASV「先進安全自動車(ASV:Advanced Safety Vehicle)」の普及により事故防止に効果をあげています。

具体的にどのようなシステムなのかと言いますと、自動車運行装置や車間距離制御装置(ACC)、衝突被害軽減ブレーキ、レーンキープ(車線逸脱警報装置)、後側方接近車両注意喚起装置(ブラインドスポットモニター)、駐車支援システム、ふらつき警報などがあります。

先進安全自動車を修理する場合、電子制御装置整備として認証が必要となりました。
全ての作業に当てはまるわけではありませんが、認証が無い工場が先進安全自動車の修理をすることは、違法の可能性があります。

認証が無い工場で違法になる修理とは、自動車運行装置や衝突被害軽減ブレーキ、レーンキープに係るエーミング作業やカメラ・レーダーが取付けられたバンパー、グリル、ガラスの脱着等の作業などです。バンパーやグリルの脱着すら出来ません(違法です)ので、フロントフェンダーの取り替えも出来ない可能性が高いです。

国土交通省(参考資料)
https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001335641.pdf

先進安全自動車の特定整備(点検・整備作業)の対応について(一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会)
https://www.jucda.or.jp/law/tokutei-seibi/

また「電子制御装置整備」として特定整備を行った際には、行った作業について、特定整備記録簿に記載する義務があります。

このように国の制度が変わりましたので、先進安全自動車を修理する時は、きちんと電子制御装置整備の認証を取得している工場へ修理を依頼することが安心です。

弊社は電子制御装置整備の認証を取得していることはもちろん、電子制御装置整備の整備主任資格を取得したスタッフも複数名おりますので、ご安心ください。
それでも全ての作業を完結することは難しくなっています。
行った作業によっては最後にエーミング(車両に搭載された「電子制御装置」を正常に動作させるための構成・調整作業)が必要となり、メーカーや車種ごとにエーミング方法や機材が異なるため、エーミング作業はディーラーさん等へお願いをすることもあります。

先進安全装備がご自身のお車に装着されているか分からないこともあると思いますが、これは国土交通省が発表しているサイトから、対象車種を検索することが出来ます。
分かりづらいのですが、参考にはなると思います。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr9_Target_vehicle.html

他、参考サイトです。

ドライバーを支援する最新システム「先進安全自動車(ASV)の紹介」(JAF)
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/new-technology/asv

先進安全装備は、あなたの安全運転のサポート役(一般社団法人日本自動車工業会)
https://www.jama.or.jp/library/carlife/01.html

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